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「氷漬けにしてハンマーでたたいてみた」 頑丈Androidタブレット「TOUGHPAD FZ-A2」新製品発表会

パナソニックは6月14日、過酷な環境での使用に適した法人向け頑丈タブレット「TOUGHPAD(タフパッド)」の新モデルとして、10.1型WUXGA(1920×1200ピクセル)ディスプレイを搭載するAndroidタブレット「TOUGHPAD FZ-A2」を発表した。8月下旬より販売を開始する。価格はオープンで、予想実売価格は約15万円前後(税別)。
耐落下120センチ、防じん防滴IP65準拠、動作温度はマイナス10度から5度までに対応する頑丈設計のタブレットで、大きなディスプレイによって屋外で図面や地図の閲覧用途に最適という。USB 3.1 Type-CポートとUSB 3.0ポート、HDMI出力ポート、クレードル接続用の拡張バスコネクタなど、豊富なインタフェースを備えるのが特徴で、さらに用途にあわせて多彩なオプションが追加できる。バッテリー駆動時間は約9時間(WAN対応モデルは約7.5時間)で、バッテリーは着脱して交換(ホットスワップ可)もできる。
 有効約200万画素のフロントカメラ、有効800万画素のリアカメラを搭載。プロセッサにはインテルAtom x5-Z8550を採用し、メモリは4GB、ストレージに32GB eMMCを備える。ワイヤレス機能としてIEEE802.11ac、Bluetooth 4.2に対応し、NTTドコモ対応のWAN搭載モデルも用意する。
 本体サイズと重量は、272(幅)×196(高さ)×16.4(奥行き)ミリで、標準モデルが約880グラム、ワイヤレスWANモデルは約890グラムとなる。OSはAndroid 6.0を採用する。
TOUGHBOOKおよびTOUGHPADは、警察や消防、物流、製造、航空、鉄道など非常に幅広い分野で、頑丈PCまたはタブレットとして採用されてきた。製品発表会に登壇した同社ITプロダクツ事業部 開発センター モバイル開発部 ハード設計2課 主幹技師の北村信夫氏によれば、これまでユーザーから拾い上げたフィードバックでは、より強く、より軽く、より見やすく、そして拡張性を備えたAndroidタブレットが求められていたという。
同社によれば、2015年の法人向けタブレット市場は約2500万台と年々増加しており、業務用Androidアプリの充実と、「Android for Work」によってAndroidの比率が高まっているという。パナソニックが持っている「軽量」「長時間電池駆動」「屋外視認性」「放熱」「決済・セキュリティ」「音声・ワイヤレス」「堅牢」といった強みを生かし、その成果がFZ-A2ということになる。
 ところで、パナソニックはTOUGHBOOKおよびTOUGHPADの堅牢性を実証するために本体をいじめるのが好きである。もはやお家芸といってもいいだろう。今回も報道陣の前には黒い大きな箱が登場したかと思えば、氷漬けになったFZ-A2が姿を現した。
マイナス20度の環境で24時間氷漬けにしたもの。氷を割ってみると問題なく電源が入ることを確認できた。仕様上の動作温度はマイナス10度からとなっているが、開発評価段階ではマイナス20度でも問題がないことを確認していたという。北村氏によれば、ユーザーに「(TOUGHBOOKおよびTOUGHPADで)ダメなら仕方ないよね」と言って頂けるような性能を常に目指しているという。特に今回のモデルはディスプレイの高精細さ、明るさ、手袋装着時による使用といったポイントに注力している。
今回は製品発表会のほかに、Let'sNOTEやTOUGHBOOK、TOUGHPADを生産する神戸工場にもお邪魔しているので、詳細レポートを近日公開する。

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